食中毒とはどんな病気?

食中毒とはどんな病気なのか、基本的な知識を紹介します。腐った食品を食べたことが原因で発症するイメージが強いかと思いますが、実はそれだけではありません。ウイルス性食中毒は感染した人間の手指などを介して二次感染する可能性があります。食中毒を防ぐためには、日頃から注意しておかなければなりません。細菌やウイルスを増殖させず、死滅させる術を知りましょう。もし食中毒になってしまった場合には、適切な方法で速やかに対処してください。

食中毒とはどんな病気?
  • 食中毒の基本知識

    食中毒の基本知識

    食品やその周辺にある包装容器、器具などから起因して発生する中毒症の総称を「食中毒」といいます。夏場に多く発生するイメージがありますが、実は冬場でも多くの食中毒が発生しています。これは、冬場に「ノロウイルス」が流行するためです。食中毒の分類は病因物質によって分類されます。一般的な食中毒は「細菌性食中毒」ですが、この他にも「ウイルス性食中毒」や「寄生虫による食中毒」などがあり、それぞれ繁殖しやすい条件や感染力が異なります。

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  • 知っておくべき予防法

    知っておくべき予防法

    あらゆる場所に細菌やウイルスは潜んでおり、目に見えないため常に食中毒のリスクがあると考えて生活を送る必要があります。食品だけでなく、物や手指にもウイルスが付着している可能性があるので、こまめな消毒や手洗いが求められます。特に、調理時は注意しなければなりません。調理開始前に手洗いをするだけでなく、肉や魚を切った包丁、まな板は使用の都度洗い、熱湯消毒をしてください。また、食品の保存方法にも注意しましょう。

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  • なってしまった場合の対処法

    なってしまった場合の対処法

    食中毒になってしまった場合の対処法を紹介します。下痢の症状が出ることがありますが、下痢止めを飲むのは避けてください。下痢は体内の毒素を排出するための防御反応なので、それを止めてしまうと回復が遅れます。水分補給をする際は、ゆっくり少しずつ飲むようにしてください。温かい白湯から飲み始めて、腸に負担がかからないようにします。症状がひどいようであれば即座に病院に行きましょう。特に、免疫力が弱い高齢者や小さい子どもは速やかに受診してください。

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